2021年4月、群馬大学に 情報学部
誕生

情報を基軸として文理横断型の
教育を行う情報学部が
誕生しました。

About文理融合
データサイエンス教育の拡充

群馬大学では、社会情報学部と理工学部電子情報理工学科情報科学コースにおいて実施されてきた教育を統合し、データサイエンス分野の教育も取り入れた「情報学部」が2021年4月に誕生しました。
情報学部では、科学技術と人間社会の調和が求められる持続可能社会の実現において、情報を基軸とした文理横断型の教育により、Society 5.0を支え、IoT、ビッグデータ、統計的解析手法等のスキルを持ち、人文科学、社会科学、自然科学の知識を有した人材を育成します。

データサイエンス教育の拡充の図

Programプログラムについて

情報を基軸とした分理横断型の専門教育として4つのプログラムを設けました。

プログラム概念図

プログラム概念図

Career information進路情報

情報学部の母体となった「社会情報学部」及び「理工学部電子情報理工学科・情報科学コース」における2019年度末の進路情報をご紹介します。

就職率
主な就職先

社会情報学部、
理工学部電子情報理工学科情報化学コース(修士含む)

食料品・飲料・飼料製造業
柏屋
印刷・同関連業
朝日印刷工業、ジャパンプリント
化学工業、石油・石炭製品製造業
竜舞プラスチック
鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業
岡部工業、天龍製鋸、岡部工業
はん用・生産用・業務用機械器具製造業
岡本工作機械製作所、会津オリンパス
電子部品・デバイス・電子回路製造業
太陽誘電、太陽誘電、日放電子
電気・情報通信機械器具製造業
セイコーエプソン、キヤノン、沖データ、東芝インフラシステムズ、セイコーエプソン、日本電気、東芝キヤリア
輸送用機械器具製造業
小倉クラッチ、本田技研工業、スズキ
電気・ガス・熱供給・水道業
東京ガスファーストエナジー
情報通信業
アウトソーシングデザイナー、アスネット、アルカディアソフト開発、NTTデータNJK、NTTデータ・イントラマート、群馬農協電算センター、コンピュートロン、CIJ、ジー・エス・ディー、システックス、システム・アルファ、ソリマチ、高崎共同計算センター、ティー・アイ・シー、トッパン・フォームズ・オペレーション、日本キャスト、日本ネットワークサービス、日本郵政、ネクスタム、ネクストワン、ハートソフト、ハイエレコン、パスカル・パワーフューチャー、東日本技術研究所、ヒューマンキャピタル、プログデンス、モスキート、リード、両毛システムズ、ジーシーシー、OKIソフトウェア、JR東日本情報システム、日立ハイテクファインシステムズ、Sky、東芝デジタルソリューションズ、両毛システムズ、アシスト、ルネサスエレクトロニクス、メイテック、 キーウォーカー、NTTデータアイ、日本アイ・ビー・エムISC-J、アクセンチュア、ドワンゴ、SHIFT、ミクシィ、オー・エス・ティ、NTT東日本グループ<エンジニア>、神田通信機、中央コンピュータシステム、アクティス・ジャパン、クライム、サンダーバード、ドコモCS、 富士ソフト
卸売業
ゲストリスト、柴田屋酒店、リコージャパン
小売業
あさひ、NHC、ジーネクスト、メガネフラワー
金融業
桐生信用金庫、群馬銀行
保険業
アネックスライフ、第一生命保険、東京海上日動火災保険、日本コープ共済生活協同組合連合会
不動産業・物品賃貸
東電用地
学術研究 専門・技術サービス業
インターワークス、エン・ジャパン、セイファート、フットセラピー、フレックス、フロンティアインターナショナル
宿泊業・飲食サービス業
ホテル松本楼
生活関連サービス業・娯楽業
メッセ、プロトコーポレーション、セガ・インタラクティブ、エフエム仙台
教育・学習支援業
群馬大学
医療・福祉業
太田綜合病院
複合サービス
邑楽館林農業協同組合、群馬県信用保証協会、全国農業協同組合連合会群馬県本部、前橋市農業協同組合、山形県農業共済組合
その他・サービス業
エイム、ディップ、マーキュリー、アルプス技研
国家公務員
国土交通省
地方公務員
足利市、安中市、宇都宮市、太田市、神川町、甘楽町、桐生市、群馬県、群馬県(警察事務)、群馬県警察、桜川市、大仙市、高崎市、館林市、廿日市市、福島県、北海道、前橋市、前橋市

Interview先輩インタビュー

01
川崎 翔太郎
”情報”を“研究”
するのが今楽しいです

大学院理工学府博士前期課程1年
(理工学部電子情報理工学科情報科学コース卒)
川崎 翔太郎 
静岡県立磐田南高校出身

高校生の頃から“情報”というキーワードに興味がありました。具体的には決めていませんでしたが、将来はプログラマーなど情報を扱う職業に就きたいな、という漠然とした思いがあり、入学後に情報科学コースを選択しました。現在は主に「ネットワークの表現学習」というテーマで研究を進めています。この研究が社会にどのように活かされていくのかまだ明確なものが見えているわけではないのですが、世の中のあらゆるモノ・コトの特徴を数値化することの可能性は無限大だと思います。

大学での学びは高校までと違って自由があるのがうれしいです。ひとくちに“情報”を学びたいと言っても、理数系のジャンルだけでなく法務のような文系の知識も必要になってくるのだと思いますが、群馬大学では興味のある授業を比較的幅広く選択できます。おもしろそうだと感じた授業は自分の目で見て、聞いて確かめてみないと気が済まない性格なので、1年生の頃から積極的に色々な授業を選択しています。

大学は、自由や個性が尊重される場所です。これから受験をする皆さんにも周りに合わせたりせずに、自分のやりたいことや好きなことを貫いて欲しいな、と思います。群馬大学ならきっとそれが見つかります。

02
樋口 詩乃
パソコン漬けの
充実した毎日

大学院理工学府博士前期課程2年
(理工学部電子情報理工学科情報科学コース卒)
樋口 詩乃 
東京都立竹早高校出身

入口はメディアアートでした。「Perfume」のファンだったんです。最先端のテクノロジーを駆使した演出に魅了されたことがきっかけで情報科学とメディアに係わりたいと思いました。その夢に近い学びができそうな学科を探し、群馬大学に出会いました。実は高校時代は、園芸という今と全く違う世界に憧れていて、大学に入るまでプログラミングなどの知識や経験は全くありませんでした。学科は情報科学分野全般を学ぶ場なので、それをアートにどう落とし込むかは自分次第です。現在私の所属する奥研究室は「光学系システムを使った広範囲かつ高速に動く対象への動的プロジェクションマッピングの手法について」という研究をしていて、先生からも様々なアドバイスをいただけています。1 年生の時には、友だちが立ち上げたプログラミングのサークルに所属して資格取得の勉強をしたり、競技プログラミングの大会などへの出場も果たしました。

さらに、個人の活動として、自分の視野を広げるためにVR やAR などに関するコミュニティイベントなどに積極的に出かけています。インターンシップもXR に係わる企業で行いました。また、数学やアルゴリズムで美しい映像を創る方法も勉強しています。作った映像をSNS やイベントで発信するような機会も持てているので、これからもメディアアートの世界を追求してゆきたいです。

03
中澤 未来
「情報」という広い領域を自分の視点で探究したい

社会情報学部 社会情報学科 2年
中澤 未来 
高崎健康福祉大学高崎高等学校出身

- 3つのカテゴリーからの選択で自分の進む道を絞り込む

私が高校生のころから、スマートフォンを使った生活様式が一般的になってきました。
IT をはじめとするデジタルサイエンスの重要度も日々増していると思います。情報発信や情報処理の知識には大きな未来があると考えていました。群馬大学には「実践的な学び」を期待して入学しました。

本学部はディレクション制が特徴で、2年次からは「メディアと文化」「公務と法律」「経済と経営」の3 つのカテゴリーから、学びの方向性を選択できるようになっています。私は「公務と法律」を選択したのですが、他のディレクションの授業も受講できます。この自由度の高さも魅力です。「公務と法律」では、行政においてICT(情報通信技術)を活用するための知識やスキルを身につけたいと思っています。将来的に公務員として市民と行政の懸け橋になりたいと希望しているので、卒業までの期間で、その職責を担える人材に成長したいです。

1年の時から「データ解析プログラム」 に参加しています(本来は2年次から)。ここではデータ解析手法の実践的活用方法や、解析すべき問題点を発見する手法を学びます。本来なら大学院で取り組む課題なのでハードルは高いのですが、「大学は積極的に学んでこそ楽しい」という気持ちで挑戦しています。

- 学生生活のなかで、変わっていく自分を見るのは楽しい

みなさんは大学生活をどのようにイメージしていますか。交友関係を広げたいのならサークル活動に参加するのも一つの方法です。私は入学して間もないころ、「履修相談会」や「新入生交流会」に参加し、楽しくリラックスして学生生活のスタートを切れました。そしてこれらの 企画を主催する生協学生委員会に入ることにしました。ここでは学部を横断した50 名ほどの部員と一緒に、企画を練ったり行動を起こしたり、学生ならではの自立した運営にたずさわっています。入学して 2 年経って思うのは、「私もずいぶん変わったな」ということです。以前は控え目だった自分が、みんなの前で自分のアイデアをアピールすることが苦にならなくなりました。優しい仲間とワイワイやりながら、リラックスして部活動に参加しています。勉強だけでなく、仲間と楽しく過ごす時間が作れるのも学生生活の魅力です。

社会情報学部は、入学後に自分の学びたい専門領域を絞っていける、自由度の高いカリキュラムが特長です。一口に「情報」といっても漠然としてしまいますが、きっと興味が湧く領域を見つけることができるはずです。同窓になったら、みなさんの学生生活を後押ししたいと思っています。

04
榎 智瑛
人生の歩む方向性を
示してくれた
多様な授業

社会情報学部 情報社会科学科(当時)2014年度卒業/社会情報学研究科 2016年度修了
伊勢崎市役所・収納課勤務
榎 智瑛 
群馬県立太田高等学校出身

- 経営学、行政学からプログラミングまで

高校生の時はこれといって学びたいこともはっきりしておらず、ましてや就職に対するイメージももっていませんでした。進学の決め手になった要素は、「さまざまな知識を学ぶことができる」という評判でした。

入学すると、受けることのできるカリキュラムの多様さに驚きました。自分の場合は、経済学から経営学、行政学、法律学、そしてパソコンを使ったデータ解析やプログラミングの授業を選択して、ワクワクする日々を送れたように思います。とくに客観的なデータに基づいて問題を解決する手法(オペレーションズ・リサーチ)は興味深く、ゼミや大学院でもこの手法を使った研究に取り組みました。また、実際の経営者に向けてのプレゼン実習はとても印象に残っています。

大学3年から4年にかけては大学の「交換留学制度」を利用して1年間イタリアで学ぶことができました。ゼミの先生には留学に理解を示していただき、留学先でもテレビ電話でリモート講義をしていただきました。おかげで4年間で卒業できたわけですが、先生のきめ細かい指導や協力体制がなければ中途半端な大学生活になっていたかもしれません。

卒業にあたって公務員を目指すことにしましたが、同じ道を目指す仲間が周囲に多かったので切磋琢磨して勉強に取り組める環境でしたし、彼らの姿には刺激を受けました。

- 公務員を選択した自分にとってのアドバンテージ

就職していざ実務に就くと、「大学で学んだ個々の授業がとても実践的だったんだな」とありがたく思うことが多いです。情報処理の基礎を学んでいるので、パソコンの使い方からちょっとしたホームページの作成、写真の編集作業などは経験がありました。また、行政の実務では法律に関わることが多いのですが、法律用語に馴染みがあって調べ事をする際に抵抗がありません。

これから行政のなかで自分のキャリアを築いていくわけですが、大学で学んだ「数値に基づいた客観的なデータから最適解を導き出す」という発想を広げていきたいという希望があります。高度情報化社会の現在でも、感覚に頼って意思決定を行うことがあると思います。私たちは、国民市民からの税金を使うわけですから、無駄を省き、より効果的で確実な施策立案を目指していきたいです。

みなさんには学生時代に、物事に壁を作らず多様な知識と経験に触れて欲しいと思います。そこで興味があるテーマが見つかればとことん追究してみてください。きっと日々の生活の充実感も増すに違いありません。

FAQよくあるご質問

高校生のみなさんから問い合わせが多い内容を集めました。

Q情報学部は文系学部ですか?理系学部ですか?
情報学部は文系学生でも理系学生でも学べる文理融合の学部です。情報社会に人文・社会科学(文系分野)と情報科学(理系分野)の双方からアプローチし、未来社会を構想・実現する人材を育成します。
Q文系の人もデータサイエンティストになれますか?
なれます。情報学部では、データサイエンスの理論とスキル、人文社会の概念や分析方法を体系的に修得できるように、カリキュラムを編成しています。数学や統計学の授業もありますが、文系・理系にとらわれない広範な教育によって、未来を創造する力を培います。
Q文理融合のための授業科目はどのようなものがありますか?
文理融合を図るための基盤教育として、以下の授業科目を開講する予定です。
(1年次)
情報社会基礎論、情報科学入門、基礎情報処理演習、情報社会と倫理、経済学基礎論、確率統計1、微分積分1、線形代数1、社会学的コミュニケーション基礎論、情報メディア基礎論、情報社会と人権、マスメディア基礎論、研究方法基礎論、微分積分2、線形代数2
(2年次)
プログラミング言語1(a、b)、離散数学1、地域協働論、経営学入門、文献研究法、実験研究法、事例研究法、プログラミング言語2(a、b)、データ構造
(3年次)
アルゴリズム1、情報と職業、データベース
Q融合型PBLはどのような授業ですか?
情報学部の融合型PBLは、人文・社会科学と自然科学の諸学を通じて全体を統括できるような視点を養い、実社会の課題に対して、データサイエンスの知識を用いて、検討し、解決策を提案する能力を養います。学内の共同教育学部、医学部の教育資源を利用するとともに、学外の地域社会と連携することにより地域社会の問題解決に貢献するなどの特色があります。
Q2年次のプログラム選択はどのように行われますか?
1年次末に希望プログラム調査を行い、学生の希望と1年次の成績を考慮して、履修するプログラムを決定します。配属人数は4つのプログラムとも40~60名を目安にしますが、学生の希望に従って、柔軟に対応します。
Qプログラムを途中で変更することはできますか?
可能です。2年次のプログラムへの配置後、転プログラムの希望の申し出があった場合は、メンター(指導・助言等を行う教員)と面談を行います。メンターとの面談により転プログラムの意思が確認されたのち、審査により、転プログラムの可否が検討されます。
Q「数学III」を学習していませんが、受験できますか?
受験できます。情報学部の一般入試(前期日程)で予定している数学の個別学力試験では、「数学III」は選択問題として出題されますので、「数学III」を学習していなくても受験することができます。