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国立大学法人群馬大学情報学部・情報学研究科
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教員紹介

河西 憲一准教授

河西 憲一
専門分野

待ち行列理論,確率モデル,情報通信ネットワーク

経歴

出身地:北海道旭川市
最終学歴/学位:東京大学大学院理学系研究科修士課程修了/京都大学博士(情報学)
研究室:桐生キャンパス6号館6階604号室
所属学会:日本オペレーションズ・リサーチ学会,電子情報通信学会,情報処理学会
専門分野:待ち行列理論,確率モデル,情報通信ネットワーク
担当科目:情報科学入門,確率統計1,情報ネットワーク

研究概要

オペレーションズ・リサーチにおける待ち行列理論やマルコフ過程,及びそれらを応用した情報通信ネットワークのモデル化と性能評価法を研究している.

研究内容

  • 待ち行列理論とその応用
  • マルコフ過程や拡散過程などの確率過程による応用研究
  • 携帯電話網など情報通信ネットワークのモデル化と性能評価法

代表的な研究業績

・K. Kawanishi and T. Takine: The M/PH/1+D queue with Markov-renewal service interruptions and its application to delayed mobile data offloading, Performance Evaluation, vol. 134, article 102002 (2019)
・K. Kawanishi and T. Takine: MAP/M/c and M/PH/c queues with constant impatience times, Queueing Systems, vol. 82, no. 3, pp. 381-420 (2016)
・塩田 茂雄 (著), 河西 憲一 (著), 豊泉 洋 (著), 会田 雅樹 (著), 川島 幸之助 (監修):待ち行列理論の基礎と応用 (未来へつなぐ デジタルシリーズ 29), 共立出版 (2014)

専攻分野・研究内容紹介

私はオペレーションズ・リサーチにおける待ち行列理論とその応用である情報通信ネットワークのモデル化と性能評価法を研究しています.例えばインターネットに代表されるような情報通信ネットワーク上で提供されるサービスを運用するためには様々な要素技術が必要です.そのような要素技術の諸課題を「モデル化と性能評価」の観点から研究し,高品質で快適な情報ネットワーク基盤の構築に貢献することを目指しています.そのためには,待ち行列モデルを中心とした確率モデルを数理的な観点のみならず,応用の観点からも捉えることが重要です.例えばデータセンターのようなシステムは,非常に多数のサーバを運用することで成り立っていますが,それだけにデータセンター全体の電力消費量を抑制することが一つの課題です.そのためには非常に多くのサーバ数に応じた電力消費量を,理論的にも裏打ちされた上で,なおかつ実用に供する形式で定量化して適切なサーバ数を評価する必要があります.私は確率論や確率過程で培われた様々な数理的手法(マルコフ過程,拡散過程など)を応用してこのような課題に取り組んでいます.


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