安藤 崇央Takahiro Ando准教授

専門分野
ソフトウェア工学、形式手法
経歴
・最終学歴/学位:東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 博士後期課程 単位取得後退学/博士(工学)
・所属学会:日本ソフトウェア科学会、情報処理学会
・専門分野:ソフトウェア工学、形式手法
・担当科目:プログラミング言語3、プログラミング言語4、学びのリテラシー(1)
研究概要
ソフトウェア工学、主にソフトウェアライフサイクルの各段階に形式手法を適用する手法やツールについて研究・開発を行っている。また、近年ではスマートモビリティに関する研究にも携わっている。
研究内容
- 形式的な言語で記述されたシステム仕様が、システムが満たすべき性質を満足するかを検証する検証器の開発
- UMLやSysMLなどのモデリング言語を用いるモデルベース開発に、形式検証技術であるモデル検査技術を導入するための研究
- さまざまな高度道路交通システムが互いに影響を及ぼし合う様子を確認するためのシミュレーション環境の構築
専門分野・研究内容紹介
「良いソフトウェア」を設計・開発・運用するための技術やプロセスについて工学的な観点から取り扱う学問分野を、一般にソフトウェア工学と呼びます。特に、数理的な基盤を利用してシステムやソフトウェアの不備や安全性の確認などを行う技術を形式手法と呼びます。形式手法の適用には技術者のスキルが求められます。本研究室では、ツールなどを利用した支援で形式手法適用の「属人性」を下げるための手法やツールについて研究・開発を行っています。
また、近年ではスマートモビリティに関する研究にも携わっています。
交通利用者の利便性を向上させるスマートモビリティの実現には、さまざまな高度道路交通システム(ITS)が利用されています。本研究室では、これらのITSが互いに影響を及ぼし合う様子を確認するためのシミュレーション環境の構築や、サービス同士の連携を前提としたITSの開発方法などについて研究・開発を行っています。