2026.03.26受賞・成果等
修士2年堀部大暉さんが東京支部学生奨励賞を受賞しました
情報学研究科加藤研究室所属 修士2年堀部大暉さんが、第31回 電子情報通信学会東京支部学生会研究発表会において登壇し、「コンクリート構造物に対する超音波非破壊検査アルゴリズムの検討」という題目の発表を行い、東京支部学生奨励賞を受賞しました。
堀部大暉さんはコンクリート構造物の内部欠陥を可視化するレーザー超音波可視化試験(LUVT)を対象に、点追跡技術と時系列モデルを組み合わせて欠陥を自動検知する研究の成果を発表しました。現代社会において橋梁や道路など社会インフラの老朽化が深刻な問題となっており、安全性を担保する非破壊検査技術の重要性が急速に高まっています。しかし、コンクリートは内部の不均質性により超音波の伝搬挙動が不安定であることに加え、実構造物から学習用の「欠陥あり」データを十分に収集することは極めて困難であるという課題がありました。これに対して堀部大暉さんは、点追跡技術を用いて動画全体から超音波の運動情報を軌跡として直接抽出し、その時系列データをTransformerで解析する新しいアルゴリズムを開発しました。この手法により欠陥ありデータを一切用いず正常データのみの学習で、従来の静止画単位の手法を大きく上回る検出能力を実現できることを実証しました。堀部大暉さんの発表は高く評価され、東京支部学生奨励賞に選ばれました。

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