2021.06.08ニュース
柴田博仁教授のコメントが6月7日発行の北海道新聞に掲載されました
2021年6月7日発行の北海道新聞にデジタル教科書の学習効果について柴田教授のコメントが掲載されました。
対象となる記事は北海道新聞16面。タイトルは『デジタル教科書 学習効果は』であり、デジタル教科書の学習効果についての懸念をまとめた記事になっています。
記事の冒頭では、小中学校5校でデジタル教科書を利用したところ、現場からは良好な評価が得られたことが紹介されています。それでも「学習効果を疑問視する声もある」と記事は続きます。その冒頭で、柴田教授はデジタル教科書には集中を妨げる要因があり、情報端末に不慣れだと操作に気を取られる可能性があることを指摘。「子どもが集中して考えるべき場面ではデジタル教科書を利用するのは望ましくない」と述べた上で、最終的には「紙とデジタルの特徴、利点を踏まえ、場面に応じて使い分けるべきだ」と訴えていています。
今回の記事について、柴田教授は「メディアが読み書きに与える影響は決して小さくない。学習に負の効果を与える懸念もあり、デジタル化一辺倒に突き進むのは危険だと感じている。実験的に確認したい」と抱負を語ります。
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