社会の情報化が進むにつれ、ますます多種多様な情報があふれかえっている。適正な意思決定を下すためにも、また、意思決定の根拠を他の人達に理解してもらうためにも、このあふれかえる情報の中から、重要な情報を導き出し、決定を支援するための科学的なアプローチは必要であり、かつ、重要である。本講義では、科学的な問題解決の考え方や道具としてのOR/MSにおけるモデルを用いた考え方や方法をより高度に修得する。そのために、数理モデルによる問題の定式化、モデルの最適化、得られた解決案の実施と改善の過程について詳しく論じ、学生は課題を行う。
群馬大学情報学部 教授 杉山 学
開講時期:2024年前期前半予定