社会人のためのデータ解析

プログラムについて

講座名:大規模経営データの利活用

種別:必修

講座概要

情報技術の普及にともない ビッグデータ、AI の利活用の可能性が広がっている。本講義では、計算機を用いたデータ解析の基礎を身に着けるとともに、問題解決の視点を養うことを目的とする。これにより、引き続く他の講義を受講するための基礎とする。経営管理を中心として、経営現場で生成される経営情報をどのように活用できるかについて学び、自らのデータを用いた演習でデータ解析の初歩を実践してみる。

担当教員

群馬大学情報学部 教授 関 庸一

講義日程

開講時期:2023年10月~12月の土曜日

第1日
データを見る目(講義:180 分): ビッグデータを含む経営管理上現れるデータとはどのようなものかを紹介したのち、課題の捉え方、データ解析の手順の概要、因果の捉え方について解説する。

第2日
R ことはじめ(実習:270 分): 自分のPC 上のR とRstudio の環境整備を確認したのち、R コマンドの基礎を学ぶ。その上で、変量のとらえ方を学びながら、データフレームを用いた相関分析など初等的統計解析を実習する。

第3日
基礎的な統計解析法(講義:270 分): 探索的データ解析、回帰分析、最適化の考え方について、ケーススタディとR での実習を交えて学ぶ。

第4日
課題解決演習(実習[発表会]:180 分):これまでの授業スケジュールの中で、毎回最後に時間を取って準備を進め、受講者自身の業務など身近な対象の中から課題を設定し、データの収集・解析を進めておいてもらう。この授業時間には、その成果を受講者各人から発表してもらう。授業中の発表準備としては、第1 回授業でこの演習のオリエンテーションを行い、第2・3 日目にデータ解析内容についての検討を、班別ミーティングで行っていく。

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